男子の青春の具現化「シングストリート」

本日から公開の「シングストリート」渋谷シネクイントにて鑑賞しました。


一言で言うと

男子なら一度は考えたことのある、男の憧れを具現化したような映画でした。


うまくいっていない家庭の中、突然放り込まれた新しい環境で学校の向かいに住んでいる美女に恋をし、バンドで気を引こうとする15歳の真正童貞の物語。



男なら学校の授業中に一度は考えたであろう、女の子にモテるためにバンドを組んでキャーキャー言われたい、この物語の主人公コナーはそれを単に想像ではなく本当に行動してしまう。


一目ぼれした女のためにバンドをしていると嘘をつき、MV出演のオファーをしたことから始まったバンドを通じて15歳の冴えない童貞は大人に成長していきます。



この映画の良さはやっぱり音楽!!

今も色あせない80年代の音楽を劇中に撒き散らしコミカルにテンポよく物語が進行していくため観客に居眠りする暇も与えません。


そして言葉ではなく音楽で彼女への思い、世間への感情をぶつけていく15歳らしい自己表現に自分の少年時代が蘇りました。



冴えないオタクのような学校のはみ出し者たちがバンドに打ち込む姿はまさに青春、日本でいう「ウォーターボーイズ」のような映画でした。


想いをぶつけることで大人に成長する主人公ですが、映画始めは頬をリンゴのように真っ赤にするTHE少年だったのに終わるにつれて一人の男になっていきます。

誰もが通る淡い少年時代を余すことなく表現されたサイコーの映画でした。


ちなみに今回渋谷のシネクイントに初めて行ったのですが座席がフッカフッカで座り心地がとてもよかったです。


スクリーンの大きさはとなりにあったRIZEと比べてしまうと少々物足りなさを感じましたが腰痛持ちの私にはあの座席はとてもありがたい!!


今回使った画像はたまたま鑑賞後に渋谷のタワレコに行ったら2階のカフェ通路にパネルが貼られていたのをバシャバシャと撮らせていただいたものです。みなさんも鑑賞の記念に行ってみてはいかがでしょうか。


「シングストリート」この夏なんとしても押さえておきたい素晴らしい映画です!!



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